神力車祥平
〜いやさか祥平〜
昭和53年5月5日東京の下町、墨田区生まれ。
2010年に人力車で日本一周を達成。それ以降は伊勢に住み今は奈良県曽爾村に拠点を置き"神伝人"(つたえびと)として、神話語りをメインに全国で人力車案内、神社仏閣案内、言霊塾(ホツマツタエ、カタカムナ、古事記)、セッション、ラジオ、曽爾村での暮らしを通し、トラワレのない生き方で"本当の自分を生きる"を体現する。2022年2月22日にいやさかの唄を全国各地一斉に歌い踊るいやさかわっしょい七生祭を開催する。
1978年 東京の下町、墨田区に生まれる
1997年 麻布中、麻布高校卒業
2007年 京都大学文学部卒業
京都えびす屋清水店にて6年間人力車をひき、その間支店初の5ヶ月間売り上げトップを獲得
2010年 人力車で日本一周の旅をし2年半で7000キロを歩く
2012年 伊勢に拠点を移し、神力車伊勢の風を立ち上げる。伊勢にて弟子を育てながら人力車、伊勢案内をはじめる
2016年 奈良県桜井に拠点を移す
2018年 結婚し、家族で奈良県曾爾村に移住。
新月の伊勢と満月三輪案内を毎月行いながら全国の神社仏閣案内をする。
初めまして、神伝人・いやさか祥平こと、山田祥平と申します。
僕は神棚もない家で育ち、神さまや神社も特に興味もなく、本当の自分とは何なのか?すら考えたこともありませんでした。
しかし、なぜそんな僕が今や、"本当の自分を生きるを伝える神伝人"として活動するようになったのか?そこに至るまでの不器用ながらも歩いてきたこれまでの人生をお話させていだきます。
ーー卒業アルバムに映る自分を見つけられないほど暗かった学生時代。
麻布中高・京都大学という進学エリートに進むも、自分に自信がなくコンプレックスの塊のようなものでした。今では考えられないのですがクラスメイトと必要以上に話すこともなく、生きる意味がわからない日々を過ごしていました。
しかしそんな僕が大学に入り、あるキッカケで初めてありのままの自分を受け入れることができたのです。それは、大学で入った応援団で生まれてはじめて自分だけのために団長からエールでした。
『ふるえ、ふるえ、いのちーーー』
その時、今まであるようでなかったような自分の命がまるごと震え、熱を持ち、はじめて動きだすような感覚を覚え、涙が止めどなく頬を伝いました。
"僕はぼくを、受け入れるーーー"
(今ではそのエールをご神事として、これまで椿大社、等彌神社などで奉納させていだきました)
ーー人生を変えた人力車との出会い、そして思わぬ別れ
喋ることを仕事にするなどこれまで考えてもいませんでしたが、その頃から京都で人力車のアルバイトを始めました。
これまでの人生で初めて、人に喜ばれる喜びを知り、生きていることが楽しくて仕方がありませんでした。ふと氣がづくと充足感とともに、支店始まって以来の5ヶ月連続トップという営業成績までついてきたのです。
そんなある日のこと、耳を疑うような知らせが届きます。
友人が自らの命を断ったという知らせでした。それは忘れもしない、僕の初恋のひとでした。
彼女のためによかれと思って周囲が勧めた道は、彼女の望む道ではありませんでした。自分の想いを誰にも伝えることができないまま、周囲の期待との折り合いをつけることができずに彼女は自ら死を選びました。僕はその突然の別れと向き合い、決意します。
『彼女のように自分を認められずに苦しんでいる人の心に寄り添い、すべての人が自分らしく生きられる社会をつくるためにできることを全力でする!』
本当の自分を生きれなかった彼女が身をもって教えてくれたこと。それは…
"まずは僕自身が、
本当の自分を生きるということ"
僕もそれまで本当の自分を知らなかった。
そんは僕が僕らしく表現できるアクションとして、人力車とともに2010年、日本一周の旅を伊勢からスタートします。
ーー日本一周で知った"神として生きる世界"
自分らしく生きる姿を一人でも多くの人に見てもらい、自分らしく生きることの尊さを一人でも多くの人に伝えたい…という思いで2年半、7000キロを歩き続けました。
出発前にある方に伊勢神宮を案内していただいたことから、その旅のなかで僕は数えきれないほどの全国の神社を巡ることになり、様々な人に助けられ、結果、伊勢を出て伊勢へ向かう日本一ぜいたくなお伊勢参りとなりました。
それが終わったとき、僕は”ほんとうの神”と出逢います。
僕の魂をくもらせていたチリやホコリがクリアになって再び伊勢に戻ってきたときの伊勢の神様は、出発前とはまるで違った存在に思えたのです。
"神とは、外側にあるものではなく、
神に手を合わせる私たちの心の内側にある。その内なる神の存在に氣づくこと"。
自分らしく生きることの大切さを伝える旅をしていた僕が、最後の最後に天照大神によって、自分らしくあることの尊さを教えられたのでした。
そして、もうひとつ。日本という国はいかに素晴らしい国かということを知りました。
"大切なことはすべて、ここにある。
新しいものを他所に求める必要はない。
日本にすでにあるにもかかわらず
忘れ去られてしまっているものを
思い出せばいい"
これらを伝えることが自分の使命であると感じ、それ以来、2012年から伊勢の神宮などの伊勢志摩の聖地の案内や人力車案内を通し、人の本質が”神”であるということ、日本の素晴らしさを神社案内や神話を通してお伝えさせていただくようになりました。
人は、自分自身の内なる神に氣づくことで自分を愛せるようになり、自分に誇りを持てるようになります。
僕が語る神話が自分事のように感じ、涙を流される方や人生が変わった、とまでおっしゃられる方もいらっしゃり、神社案内だけでなく"神話のかたりべ"として全国からゲストとして呼ばれることも多くなりました。
僕なりの伊勢案内を一冊の冊子に凝縮した伊勢の小冊子も注文が絶えず、いつしかこの"神話がたり"という神さまから与えられたような使命が僕の志事となりました。
ーー大和で知った"人として生きる世界"
その後は2016年に桜井に拠点を移します。というのも、これまで伊勢では自分自身が神であることを伝えていましたが神を意識しすぎた僕は神さまになりすぎたのか(笑)地に足をつけて人として生きれなくなり、半強制的に伊勢を出ることに。
しばらくは軽トラで寝る日々を過ごしていましたが、知り合いの家の向かいの長屋がたまたま空いていたことを理由に、2016年から奈良県桜井市に住むことになったのです。
はじめて桜井の大神神社に参拝した時、僕は大和の地に来た意味を知ります。
"人として生きる"というメッセージをいただいたのです。
神としてだけでは人はこの世を生きられない。
神を伝えることは人の本質を伝えること、仏を伝えることは人としての在り方を伝えることーーー。
それ以降、神の世界だけでなく仏の世界、修験道も学ぶようになり、神仏どちらも大切だということもお伝えするようになり、
伊勢という日本を代表する神々の聖地をご案内するお仕事をいただきながら、大和という日本の歴史の原点を中心に活動することで、神話と歴史の狭間を行き来し、『神話を生きる』という独自の世界観を確立してきました。
そんななか、共に神話を紡ぐ現在のパートナーと出逢い、二人で全国の聖地を巡りながら神さまと人を結びなおす神魂結(むすひ)セッションを開始しました。
(ツアー中に行う神魂結ーむすひセッションーは全国にリピーターが増え続けている)
2018年には彼女と結婚し、子供も授かり、奈良県曽爾村に住むことになりました。
信号ひとつない人口1500人の村で、あるのは美しい自然。日本一美しい村に登録されています。
曽爾村は何もないのに、"ある"のです。そこに求め続けたものがありました。それは、この世で生きるという日々の豊かさでした。
人の本質が神であることを教えてくれた伊勢と、この世で生きているのは神ではなく人であることを教えてくれた大和。双方での学びを生かし、曽爾では神としての御魂を持ちながら人としての命を生きるということ、日本古来の本当の豊かさとはなにか、をお伝えしています。
ある時は人力車の車夫、またある時には神話の語りべ、神社の案内人、ラジオパーソナリティ、時にセラピストといういくつもの顔があるのは、一人ひとりが本当の自分を生きることに目覚めるため。
僕は神職でも宗教家でもありません。あくまで僕自身がそのためのツールであり、それがあなたがあなたを生きるためのお役に立てことができるなら、これ以上ない喜びです。
僕は、あなたがあなたを生きるための神伝人。
本当の自分を生きるあなたを全力で応援します。
現在は『いやさかの唄』という唄を歌いながら全国をめぐり、2022.2.22にいやさかの唄を歌い踊るまつり『いやさかわっしょい七生祭(しちしょうさい』を企画中。
~メディア掲載履歴~
・新聞社(全国地方新聞に30以上掲載)
・テレビ(全国地方番組で4回以上)
・ラジオ(オールナイトニッポンなど30回以上)
〜雑誌掲載歴〜
2015年 にんげんクラブ
2017年 雑誌アネモネ
2016年 あなたがいたからできたこと(ゆうげん著)
など
~イベント歴の一部~
2012年ミロクフェスティバルにて講演
ミュージシャンAkiraとコラボ in 浜松
わもん伊勢合宿にて講演
2014年着物で総勢30人の伊勢神宮嵐の正式参拝
音が動けば山が動く(三輪山から等彌神社まで人力車)
2016年神奈川の中学校にて人力車を用いての課外授業
2017年ルミナさんイベント高島ホツマ合宿
2017年旅行会社クラブツーリズム 総勢約50名伊勢神宮案内
2018年起業家の社員研修「生きる上で大事なことが体感でき、経営の在り方改善のヒントが見つかる神宮参拝講座」
他、コラボイベント、ホテルでの講演会、全国にて言霊塾、神話がたりイベント、社員旅行の伊勢案内、人力車を用いた各種のイベント、婚礼人力車など多岐にわたる。
(松阪なでしここの花どんな花?イベント)
ブログ"風のように生きる"
祥平の世界観を知るHP"神伝人"
〜ホンネでまるっとつながるラジオ〜
曽爾いやさか局
(神社ってなんのためにあるの?)